みなさんこんにちは♪
今日も一日元気もりもりブロッコリー!
今回のテーマは、「ガジュマルの挿し木」です。
去年、ガジュマルの挿し木に成功した私が実際に行った具体的手順について解説したいと思います。
また、挿し木にしてから約1年、子株がどのように成長してきたのか、写真で残してきた記録もあわせてお見せいたします。
ガジュマルの挿し木の方法
挿し木を行う適期
ガジュマルの挿し木に理想的な時期は、本当は生育期の5月~7月くらいの間です。
……私は9月頃にやっちゃったのですが、なんとかなりました(笑)
親株となるガジュマルの状態によっては、私のように秋でもうまくいく場合はあると思いますが、成功率を高めたいなら、やはり初夏頃が一番のタイミングではあるかなと思います。
準備するもの
- 親株となるガジュマル
- 剪定鋏
- 発根促進剤(メネデールなど)※1
- 小さめのガラス容器や花瓶※2
- 植え付け用の小さめの鉢
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- 観葉植物の土 ※3
※1 私の使用したメネデールは、このような商品で水で100倍ほどに希釈して使用します
※2 ガラス容器でなくてもいいですが、発根の具合が確認しやすいように透明のものが良いと思います
※3 今回は、発根促進剤入りの水にしばらく浸けておき、発根が確認できた後に植え付けを行ったので、観葉植物の土(肥料入りのもの)を使用しましたが、発根前の状態で植え付ける場合は、肥料の入っていない”挿し木用の土”や”赤玉100%”を使います。
手順
- 親株となるガジュマルから、10㎝くらいの長さを確保して枝を鋏で切り取る
- 白い樹液が枝の切口から出てくるので、軽く水で洗い流す(白い樹液は、直接皮膚に触るとかぶれることがあるので注意!)
- 切り取った枝の、下の方の葉(土に埋まりそうな箇所の葉)を切り取る
- ガラス容器に水と発根促進剤を適量入れてかき混ぜ、切り取ったガジュマルの枝をつけておく ※1
- 切口から白い根が出てくるまで待つ(約1~2週間後で発根が確認できることが多い)※2
- 植え付け用の鉢に鉢底ネットを張り、鉢底石を敷いた後、観葉植物の土に発根済みの枝を植え付ける
※1 使用する発根促進剤に記載された説明通りの量を使います。
※2 私のときは10日ほどで白いひげのような根が、切り口からニュニュッと数本出てきたのが確認できました。
ガジュマル挿し木後の成長記録
では、実際に挿し木チャレンジをした際の、植え付け後の様子を見ていきましょう。
挿し木後(植え付けして少し後)の様子
初めてのガジュマル挿し木で、うまくいくかなぁとドキドキしていたのですが、植え付けてしばらくした頃、新芽の展開があり、ひとまず元気そうだとほっとしました。
挿し木後、約半年後の様子
上の写真から約半年後……、
鉢底から根がわしゃわしゃ出てきて、背丈もだいぶ伸びたので、大きめの鉢に植え替えました。
以前よりも、いくぶん幹に太さが出てガッチリしてきたようです。
挿し木後、約1年後(現在)の様子
※挿し木を行ったのが去年の秋なので、正確には1年+3か月後の姿になります。
全体の写真では分かりにくいですが、注目すべきは、この根元の箇所。
一つ前の写真と比べて、根元が随分ぷっくりしました。
そしてよく見ると、気根が出てきています!(白いひげのように見えるものです。)
かつては指で押すとぐらつきがあって、心もとない感じの挿し木でしたが、今やガッチガッチに力強く根を張ってくれています……!!
おまけ~ガジュマルの親子写真~
※親のガジュマルは、撮影のため一旦室内に入れましたが、基本的にベランダ(冬は水やり少なめ)で育ててます。
(ちなみに子どもガジュマルは、冬だけ室内・それ以外の季節はベランダ管理)
というわけで、ガジュマルの挿し木の方法と、挿し木後の様子についてでした。
ガジュマルは発根率も高くて挿し木にしやすい植物だと思いますので、みなさんもぜひチャレンジして増やしてみてはいかがでしょうか♪
最後まで読んでくださってありがとうございました♪