【観葉植物 全般】育て方の基本的な判断方法・まとめ(水やり/葉水/肥料/道具選び)

植物を育てる道具

本記事では、観葉植物全般を育てる上での、基本的なお世話(「水やり」「葉水」「肥料」)をどのように行えばいいか、判断する上での、”考え方”について解説しています。

はじめに~本記事の内容について~

植物は、その種類や個体によって、特性や耐性の違いがあるので、それぞれに応じたお世話を行う必要があります。

そのことを前提として、本記事では、観葉植物全般のお世話の仕方について判断する上での、共通していえるような基本的な”考え方”を解説いたします。

この記事はこんな方にオススメ
  • 「植物を育て始めたけれど、水やりや肥料のタイミングがうまく判断できない」
  • 「マニュアル通りに育てていても、植物を枯らしてしまう」

――という方にぜひ、育て方に迷った際の参考としてご覧いただけると幸いです。

水やりのタイミングについて

「水やり3年」といわれるように、植物のお世話の中で一番の基本、かつ難しいのは、水やりだと感じます。

控えすぎると水切れになってしまうし、かといって頻繁にやりすぎても根腐れを起こしてしまう――

といったわけで、どのタイミングで水をやるのがベストなのか、いろいろな植物を育て始めて約4年になる私自身も、いまだに迷ってしまうことがあります。

そんなとき、判断の指標として考えてみるようにしているのは、以下の5つのポイント。

  • 乾燥への耐性(植物の種類ごとに判断)……乾燥に強い種類や品種のものは、控えめに
  • 成長期か/休眠期か……枝葉に動きのない時期は控えめに
  • 置き場所の環境(日当たりや風通し)……乾きにくい環境は根腐れしやすいので控えめに
  • 鉢・土の素材など……使用している鉢や土によって、水やり後の乾きやすさが異なるので、乾きにくいもの使っている場合は、水やりの間隔を長めにする
  • 個体ごとの乾燥への耐性……これまでにその植物を育ててきた経験から判断

――と、簡単にまとめてみました。

それぞれの詳細については、下の別記事でより具体的に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

葉水について

次に、水やりと比べて忘れがちになってしまいがちな、「葉水」ですが、実はたくさんのメリットがあるのでぜひ積極的に行いたいお世話の一つです。

※葉水とは、霧吹きなどの道具を使って、植物の葉へ水分を与えることをいいます。

葉水を行うメリット
  • 葉・茎からの水分補給
  • ホコリを除去し、光合成の妨げになるのを防ぐ
  • 害虫予防

――と、よいことがいっぱいの葉水ですが、実は注意点もあります。

葉水を行う際の注意点!
  • レンズ効果による葉焼け
  • 冬場、氷点下になる環境での凍結

これらの失敗を避けるためには、葉水を行うタイミングや、使用する道具選びがポイントになってきます。

そのことも含め、上に挙げた葉水の各メリット・注意点については、以下の記事で更に深堀して解説しています。

興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

肥料について

植物の生育を促す上で、肥料は大きな役割を果たすものですが、与えれば与えるほどよいというわけではなく、「与えるタイミング」が非常に重要になってきます。

植物によって、肥料を好むもの・あまり必要ないものという差はもちろんあるのですが、与える場合は「その植物にとって、成長期にあたるタイミングで」というのが基本です!

(私の場合は基本的に、目で見て枝葉の動きがわかる時期に肥料を与えるようにしています。)

やりがちな失敗として、「株が弱っているタイミングで焦って肥料を与えてしまう」というものがありますが、弱っている植物はうまく肥料を吸収できず、いわゆる”肥料やけ”を起こして、逆効果になってしまうことが多いです。

下の記事では、植物のお世話において”肥料”をどのように考えればいいのか、私の考えも含めてより詳しく解説しています。

道具選びについて

最後に。

これまで植物の育て方について解説してきましたが、「植物を育てる道具」の選び方のポイントについて解説します。

  • ジョウロ……強い水流で土を抉ってしまわないよう、なるべく注ぎ口の細いものを選ぶ
  • 水差し……ジョウロと同様に、なるべく注ぎ口の細いものがベター
  • 霧吹き……細かいミスト(霧状)に水分が噴射されるものがおすすめ(レンズ効果による葉焼け防止や、室内使用の際に周囲がビショビショになるのを防ぐため)

特にジョウロや霧吹きなどは日々使うものなので、植物にとって優しく、また使用する人にとっても使い良い道具を選びたいもの。

以下の記事で、現在私の愛用しているアイテムを紹介していますので、宜しければ参考にしてみてください。


いかがでしたでしょうか。

この記事が少しでも日々の植物のお世話の参考になれば幸いです。

それでは。皆さまとの植物との暮らしが、よりよいものになりますように……!

もりぐち
もりぐち

最後まで読んでくださってありがとうございました♪

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