【観葉植物 全般】肥料を与えるタイミングの考え方【基本は生育期に】

植物に肥料を与える準備をしているところ

本記事のテーマは、「植物に肥料を与えるタイミングについての考え方」です。

身近に植物を置いて育てるようになり約4年の私が、いろいろな植物と接する中で思うようになった考え方について、解説してみたいと思います。

育てている植物が健やかに成長できるように肥料をあげたいけれど、どのタイミングで、またどれくらい頻度であげればいいかわからないと悩んでいる方に、少しでも参考になれば幸いです。

はじめに

この記事は、一般的な観葉植物全般にいえるような、ザックリした内容のものになっております。

植物の種類によって、元々肥料を好むもの・あまり必要としないものなど違いがありますので、お手元の植物自身の特性もお調べの上で、参考にしていただけると幸いです。

基本は生育期に与える!

植物の種類によって、肥料を与えるべき頻度や量は変わってはくるのですが、共通していえることとして、

その植物が元気なとき(基本は、生育期と呼ばれる時期)に与えるというのが重要なポイントになってくると思います。

〇月~〇月は、この植物の生育期だから与える、というマニュアル通りでもいいですが、同じ種類の植物でも、置き場所の環境や、個体差によってよく生育するタイミングは異なってくるもの。

自分の目で見て、枝葉が動き始めたな、というタイミングをつかみ、肥料を与えられるようになればよりいいのかな、考えています。

やりがちな失敗例

私が植物を育て始めたころの失敗として、植物が弱っているタイミングで肥料を与えてしまう、ということがありました。

枯れ葉が多く出てきてしまっているとか、生育期のはずなのに全然変化がないとか、ちょっとしたことでもすぐ焦ってしまって、”何かをしてあげなきゃ”と必要もない肥料を与えてしまったりしていたんですね。

(ちなみに、生育期なのに成長しないというのは、今から思い返すと、単にお迎えしたばかりで環境の変化にまだ馴染めてなかったからかなと思います。そういうときは、あまり焦ってあれこれ世話を焼きすぎると、逆にストレスになることがあるので、淡々と水やりなど日常的なお世話をしながら植物が環境に適応するのを信じて待つ方が良いと思います。)

肥料やけに注意

植物にとって、普段の食事が水や活力剤だとしたら、肥料は時おりもらうご馳走、というイメージを持つといいと思います。

人間だって、体調が悪いときに豪勢な食事を与えられたって、消化不良を起こしてしまいますよね。

それと同じで植物も、元気のないところに栄養たっぷりの肥料を与えられると、吸収しきれずに肥料やけ(肥料過多により、根が損傷してしまう状態を起こしてしまいかねません。

また生育期に肥料を与える際も、適量を超えて使用してしまわないよう、お手元の肥料の記載説明通りの量を与えるようにしてください。

(希釈が必要な液肥の場合、適切な倍率で水で薄めるようにします。)


いかがでしたでしょうか。

”早く立派に育ってほしい”という気持ちが強すぎると、焦って必要以上に肥料を使ってしまいがちですが、その植物自身の成長の速度や、タイミングを尊重しながら、与える頻度や量を考えてあげられるとよいですね。

【追記】観葉植物全般のお世話の基本について、下の記事にまとめました

もりぐち
もりぐち

最後まで読んでくださってありがとうございました♪

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